おれのなつやすみプレイレポート(2003/01/04)

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○前口上

 ども、ファンゴルンです。

「あしすたんとのしっぽ真琴よぅ。またゲームなのぉ? 今度はなに?」

 今回お届けするのは、某チャットでウワサになった「おれのなつやすみ」っていう同人ゲーム。
 まりーどさんのご厚意により手に入ったので、さっそく遊んでみようかと。
 (ごそごそ)
 これなんだけどね……

「……ってなによこれーっ」

 うーむ、なんというかなぁ。完全無欠に小学生。しかもパッケージは下半身丸出しときたもんだ。

「あぅーっ、かんちゃん、小さい子が好きなの?」

 そんなわけじゃないぞー。単に話題になってるからやってみよう、ってだけだー。

「でも前の先生だーいすきも、ちっちゃい子供のだったわよぅ」

 うー、他にも「ヤミと帽子と本の旅人」とか「誕生日〜通い妻(自称)日記〜」とか「なないろ」とか買ってるぞ。
 コンシューマだったら、「Unlimited:Saga」とか、「Kingdom Hearts Final Mix」を。
 同人ゲームだったら、「けものヒト」っていうけものむしゅめゲームだって――。

「あぅーっ、そんなにたくさん買ってて、なんでこれをレポートするのよぅ」

 だってこういうキワモノをレポートした方が面白そうだから。

「あぅーっ、悪趣味ーっ」

○購入に至る経緯

「それで、なんでこんなゲームを買うことになったのよぅ」

 えーと、さっきも言ったように、いつものチャットで突然このゲームが話題にあがったんだな。誰が持ち込んだのかは忘れたけど。

「あぅー、めーわくなひとー」

 そういうな。あのチャット的にはかなり注目をあつめるソフトなんだから。

「えーっ、そーなのーっ?」

 ……まぁキャラが幼い、ってのもあるんだけど。
 以前Close2Uというソフトがあって。そのソフトのシナリオライターの人が作った同人ゲームだ、っていうことみたいなんだ。
 まぁ僕はそのClose2U、痛い内容みたいなんであそんでないんだけどね。システムのできも悪いって言うし。

「ふーん、そうなんだぁ」

 ……そのClose2Uも、小学生らしき子供たちがヒロインなんだけどね。

「やっぱり……」

○内容

 それでこのゲームの内容なんだけど……。

「……また変なことなんでしょっ」

 いや、ごく普通にシンプルに、小さな女の子とエッチしよう、ってことだけ。

「あぅーっ、ハンザイよぅっ」

 いやまったくもってその通り。現実世界でやれば、ね。だからこうしてゲームで楽しむんじゃないか。

「でもー」

 まぁそれに、殺人事件を犯したいから、犯罪映画を見る……ってわけでもないし。

「それは何か違うわよぅ」

○インストール

 さて、インストールと実行、と。
 ふむ、InstallShieldを使っているのか。同人ゲームでこういうものを使うとはちょっと以外。

「どうして?」

 いや、なんとなく。単にコピーして終わるようなものかなー、と思ってたから。
 さて、インストール終了。中身は……と。

「……ランドセル……?」

 実行ファイル名が赤いランドセルのアイコンでransel.exeだって。
 いかにもというかなんというか……。
 他のファイルは……さすがに書庫ファイルになってるか。これをリアルタイムに展開してしようする、と。まぁ当然だわなぁ。
 む、でもこれは……っ!

「どしたの?」

 いやまさかこんな簡単な書庫形式だというのかっ。
 ……確認しよう(ぉ

「あぅー、なんなのよぅっ!」

 いや、なんというか……そのままベタに入っているみたいなんで実際にプログラムを作って切り出してみようと思ったのだっ。
 ……ところが実はこれはClose2Uと全く同じ書庫形式であり、既存のツールで切り出せることが判明してしまいましたとさ。
 めでたしめでたし。

「わーい、おわりだーっ」

 ……さて、ゲームを続けよう。

「えーっ」

 そんな露骨に嫌そうな顔をするなって。

○起動−導入

 さて、起動。

「私立さくらんぼ小学校……?」

 それがこのゲームを作ったサークル名。

「わー、なんかすごいこと喋ってるー」

 ……いいのか、これ……?
 起動後、はじめてのおるすばんみたいに注意が出てきて喋るんだけど……。
 普通のゲームは年齢を隠すものなのにこのゲーム、10歳以下だって明言しちゃってるんだよなぁ。

「だって18歳以下ってイケナイんでしょ?」

 ……まぁ……ソフ倫を通す、とかそういうレベルの話じゃないから……だけどなぁ……。
 ちなみに声は……あからさまなロリ声じゃないからまだマシ……なのか?

 さて、起動後のメニュー画面。とりあえずCG枚数とシーン回数をチェック……。
 CGは25枚、シーン数は12ですな。

「多いのかなぁ、少ないのかなぁ?」

 まぁ1500円だということを考えれば妥当なところなのかなぁ。あとはどういうテキストか、ってところか。
 さて、プロローグからゲーム開始。主人公だけど……

「12歳……?」

 小学生だねー。

「ヒロインは……10歳と7歳だって」

 しかもこれの設定はすごいなぁ。
 二人は主人公の従姉妹で、会うのは5年ぶりだって。しかもその二人にあって「きれいになった彼女たちをみてどきどき」してしまうんだから……。

「え? えーと……7歳の5年前って……2歳?」

 そういうこと。……つっこんじゃいけないんだろうか?
 7歳の子も主人公のことを覚えてて、「昔よりずっとかっこよくなったよぅ」なんていうんだから……。
 うーむ、なんか普通に作ったゲームの年齢を無理矢理下げたような気になってくるなぁ。
 こういうゲームなんだから、徹底した方がいいと思うんだけどなぁ……。

「あぅー、どうでもいい気がするわよぅ」

 ……む、確かに、こんなとこを気にするのは僕ぐらいかも。先に進むか。

○プレイ中

 えーと……特に気になった事柄を羅列していきましょう。

・妙に思考が大人っぽい……というか子供っぽくない主人公
・その分、やけに強調される年齢。おれは小学生だ、とかなんとか。
・会った瞬間から好感度MAXの主人公

 ……というか……。

「……ヘン……」

 うーむ。何で小学生が「ずっとデレデレするより体の心が凛とするような空気を求めてしまうのであった」なんて台詞を口にするんだろう。
 やっぱりキャラ造形に無理があるんじゃないかというかなんというか。

「あぅー、好きだからって、何でもする、っていうのはヘン……」

 そこらへんは、そういう設定の方がゲームにしやすいから、だろうねぇ。
 というわけで、システム等々の説明から。

・システム
 基本的に操作できるのは、3日目から8日目まで。
 1日に4回、町内の地図が表示されてどこに行くかを決定できます。
 で、うまく選択できれば、アイテムをゲット出来たり女の子と遭遇できたりします。

「ありがちな感じよね」

 でもその行き先が18カ所ある上、二人のヒロインが今どこにいるか、とかそういう情報は全く表示されません。
 だから行き当たりばったりでひたすらTRY&ERRORを繰り返す必要があります。

「でも、情報はマニュアルに載ってたりするの」

 だから、序盤は楽です。でも後半の方は書かれてないんで、結構大変かも。

・CGとか
 背景はおそらく写真を加工して使っているのでしょう。
 立ち絵やイベントCGはちゃんと書かれたものだけど……

「なんか頭が大きい……」

 こういう頭身で書く人なのか、小学生ということを強調したいのか、かなり頭が大きいです。

・シナリオ
 まぁ……あってないようなものです。
 少なくともシナリオ重視で泣かせたり笑わせたりするゲームじゃないってことで。

・エッチシーン
 むしろ、このシーンをみるのがこのゲームの目的なわけで。

「あぅー……(赤」

 でもまぁなんといいますか……小学生同士、っていうよりは、小学生にイタズラする大人、って感じがするんだよなぁ。

「おっきいし……(謎」

 CGもまぁそうなんだけど……主人公の話し方、っていうかそこら辺がなぁ。
 なんか小学生って感じがしないんだよ、どうしても。
 そこらへん、もう少しなんとかならなかったのかというかなんというか。

○そして最後の方まで来たんだけど……

 だーっ、なんでどこに行こうとしても反応がないんだーっ!

「あ、ここは?」

 最初に試したわい。ちくしょー、必ずどこか反応するところがあって、そこに行くようにしていけば完全クリアできるかと思ったのに、違うのかーっ。
 つまり、行ける場所が数カ所ある場合があって、正しいところに行かないと完全クリアはできない、というのかっ!

「どうするの? またやるのー?」

 うー、文章スキップが使えるとはいえ、そんな面倒なことはしたくないしなぁ。
 しかたない。
 スクリプトを解析しよう。

「あぅ?」

 ……説明は難しいからパス。
 さて、ツールをダウンロードして、スクリプトファイルらしきものを開いて……。
 テキストファイルだ。これは楽だなぁ。
 えーと……114行……? 1行に4つってことはこれが1日分……?
 114行は6×19……19がわからないけど……6は攻略に使える日数だし……。
 あ、19行ごとに同じようなパターンがあるや。
 ってことは19行が1日分、と。ということは……。

「あぅー、なにやってるのか全然わからないーっ」

 ……ふむふむ……なるほど、こっちが条件で、こっちがシーンそのもののフラグ……。
 だから、これで検索すれば……

「大体なんでこーゆーげーむで、ここまでするのよぅ」

 ……まぁ、なんというか、こうして解析してた方が面白いような気が……(爆)
 さて、わかったわかった。

「わかったんだー」

 うむ。この通りにやれば、全部のイベントシーンを見ることができるはず。
 一つでも間違えたら完全クリアはできないというシビアさが、一昔前のゲームのシビアさを彷彿とさせますね。
 というわけで、何日分か巻き戻して再トライっ。

「やっと終わるのね……」

 そんな遠い目で言わなくても……。

○終わってはみたものの……

 こ、これで終わりですか……。
 ふつー、エンディングに専用CGの1枚も用意するモノじゃないんですかっ?

「なんか、1年後のことが普通に流れて、おわっちゃったね」

 ……というわけでこのゲーム、やっぱりエッチシーンのみが重要なゲームということがよくわかりましたね。
 …………。
 完全クリアでこれなら別に解析までして攻略するんじゃなかったーっ(涙)

「あ、叫んでる」


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