秋葉原食い倒れツアーオフレポ

[戻る]


概要について

そもそものきっかけは、苦悩者さんのところのチャットルームで「たい焼き食べたいねぇ」「じゃあ食べに行こう!」と盛り上がり、同志が集った、というところです。
思えばこれが、このチャットでのオフ会の基本方針を決定したと言えなくもありません(^^;

場所は秋葉原、日時は1999年8月22日でした。


 えーと、ファンゴルンです。

「あれ? なんで真琴、こんなところにいるの?」

 あー、ちょっと食い倒れツアーのレポート書くんで、来てもらったんだ。

「何よそれー。そんなことより、早くSSの続き書きなさいよ。魔物相手に真琴が活
躍するんでしょ?」
(注1)

 こっちのレポートの方が優先順位が高いからな。……確かにSSも行き詰まってる
んだが。
 でもまぁこういう形式で書くと、気分転換になって、SSの方も進むかもしれない
からな。

「あぅー、ずいぶんといい加減ねー、そんなんでいいの?」

 いいのいいの。これが最前の方法だと僕が判断したんだから、それでいいの。
 さて、じゃあ始めようか。

「はーい」


○出発前

 今日はいい天気だなー。

「うん。晴れだね。それに暑いし……って、何て格好してるの!」

 え? 黒のTシャツに黒っぽいGパンに黒い鞄に黒い靴下に黒い靴だ。

「あぅー、見てるだけで暑いよ……」

 しょうがないだろ、これ以外に特徴的な格好を考えつかなかったんだから。
 ちなみにTシャツは、社員旅行でハワイにつれていったもらった時に買った、
『魔法使いな骸骨が、海辺で呪文を唱えている』絵柄だ。

「趣味悪いよ」

 えい、うるさい。気にするな。他の参加者の人も、何も言ってなかったぞ。

「何も言わなかっただけじゃぁ……」

 シャーラーップ!
 鞄の中身は、傘だけ。カノン関係のアイテムなんて持ってないからな、僕は。

「えー、SS書いてるのに?」

 ……そう言われてもなぁ。SSなんて、カノン本体があれば書けるんだし。

「だからSS行き詰まってるんじゃないの? 他の人のを見て、勉強しなさいよ」

 うぐぅ。自分のSSのキャラクターとはいえ、真琴にいい負けるのは何か悔し
い……。


○現地到着前

 銀行寄ってお金おろして……。『伊藤園 香り薫るむぎ茶』も入手したし。準備
完了!

「なんでそんなむぎ茶がここで出てくるの?」

 今回の待ち合わせの目印なんだよ。待ち合わせ場所でこのむぎ茶を持ってる人が、
目印なんだ。

「でも……なんでそれなの?」

 香り、と香里、を掛けているらしい。香里属性の人の御用達品だそうだ。
 真琴属性だったら、肉まん、っていうようなもんだな。

「あうー、確かに真琴は肉まん好きだけど……なんか違うよぉ、それ……」

 しょうがないだろ、カノン本編で香里の好物ってでてこなかったんだから。

「じゃあなんで肉まん、とかたいやき、とかヒロインの好物にしなかったのよ」

 それが見つからないから、今回のツアーが企画されたんだって。
 アイスは今の季節簡単に手にはいるけど……溶けるし。簡単に。

「あう、そっか」


○秋葉原到着

 さて……1時間前に秋葉原についたぞ。

「なんでこんなに早く? 暑いのに」

 一応首謀者だからな。食べる物があるかを確認しとこうと思って。
 えーと……イチゴサンデーは、コージーコーナーのストロベリーシャンテリーで
代用する、と。よしよし、お茶の水のコージーコーナーは営業中だ。

「なに? その『ストロベリーシャンテリー』って?」

 今はひ・み・つ(笑)
 後で嫌でも見ることになるから。
 牛丼は……一応どんどんがやってるのを最低確認して、と。話だと、らんぷ亭と
かあるってことだから、そっちになるのかな。

「なんで?」

 やっぱり、おいしい方で食べたいからな。

「あうー、そんなこと言っていいの?」

 個人的には、どんどんよりらんぷ亭、らんぷ亭より松屋の方がいいな。ただこれ
はあくまで個人的なもんだからな。
 それに、実際には参加者の意見で決めるつもりだし。

「ふーん」

 さて、たいやきだけど……ありゃあ、こりゃたいやきじゃなくて、大判焼きだよ。
 しょうがない、たかとりさんの話だと岩本町の方に、学習院さんの話だと神田の
方にあるっていうから、それを期待しよう。

「大丈夫なの? それで」

 今更他にどうしようもないしなぁ。一口茶屋って系列店がたいやきを売ってるそ
うだから、その支店を探して見る、って手もあるし。まぁ食べれる店を探す、って
のもまたイベントかな。

「いい加減ねぇ。もう少し、出発前に調べられたんじゃないの?」

 『そんなこという人、嫌いです』

「誤魔化さないのっ!」


○集合

 さて、10分前だ。
 上に羽織ってたシャツは鞄に押し込んで、代わりに香り薫るむぎ茶のペットボト
ルを出して、と。

「あぅー、目立ってるよぉ」

 だから、目立つためにこんな格好してるんだって(^^;

 ほら、出会えた。最初は来栖樹さん。
 約束通り、スケッチブックを持ってきてくれてたから、一発でわかったぞ。

「なんでスケッチブックなの?」

 さあ? 澪属性とか栞属性とか色々あるからな。この世界は。

 次にコンバット沢田さん
 しぐるどさん
 バトルワンさん
 続々集まってくるな。

「みんな若いねぇ」

 ほっとけ。どうせ僕は来年三十路だよ。
 で次は坂瀬さん……って……

「あうー、ストール羽織って……とっても暑そうだよ」

 この格好のまま秋葉原を歩き回ってたとか。凄いなぁ。
 次に来たのは……学習院さんだ。来てくれたんだ。

「知り合いでしょ、ファンゴルンの」

 うん、結構昔からの知り合いだよ。カノンを教えてもらったのも、この人からだ
からな。

「そういえば、学習院さんから『かんちゃん』って呼ばれてたけど?」

 ああ、僕の呼び名は昔からそうなんだよ。

「なんでー? 『ファンゴルン』と『かんちゃん』じゃあ全然違うじゃない」

 うー、しつこいなぁ。
 昔パソコン通信のOFF会で麻雀をやってな、カンをしたあげくドラを四つ増やす、
という暴挙を連発したんで、『こいつはファンゴルンじゃねぇ、カンゴルンだぁ』
と言われてしまって。それいらい、かんちゃんになってしまったんだな。

「じゃあ真琴もそう呼んでいい?」

 ああ、全然かまわんぞ。
 本名で呼ばれようが、『ファンゴルン』で呼ばれようが、『かんちゃん』で呼ば
れようが、全部体が反応するからな。

「それって……虚しくない?」

 ほっとけ。
 そして……大月さん。
 うわあ、アイスクリームだ!

「え、溶けないの?」

 ドライアイスを入れて、無理矢理持ってきたみたい。
 でも確かに早く食べないと、溶けちゃうな。

「後誰が来てないの?」

 たかとりさんと、まーきーさん
 ……どうしたんだろう?

「あ……時間過ぎちゃったよ」

 しょうがない、もう少し待つか。
 ……5分遅刻でたかとりさん到着。

「遅刻、遅刻」

 まあそういうな。5分くらいの遅刻は遅刻とはいわん。
 それより……まーきーさんどうしたんだろ?

「連絡する方法が、なんにもないのが痛いわねぇ」

 しょうがない、時間を決めて待つしかないか……

「……20分、待ったけど、結局来なかったわね」

 しかたないさ。
 それに、これ以上まったら大月さんが持ってきてくれたアイスが、完全に溶けちゃ
うし。


○公園

「最初に聞きたいんだけど……なんで公園なの?」

 アイスを食べたかったからな。さすがに改札前で食べるのは気が引けたし、炎天
下の道路で食べるのも嫌だったからな。
 公園まで来れば、木陰とかあるはずだし。

「それにしても……遠いよ」

 しょうがないだろ、他にないんだから。それに目の前にほら。

「わー、小学校……幼稚園もだ。でもこれ、何の関係があるの?」

 ……苦悩者さんが先日、○立かのん幼稚園ってSSあげてたからなぁ。その流れ
で……

「どういう流れだっていうのよまったく……」

 それにしてもなぁ……なんか方向性が違う気がするなぁ。

「え? どういうこと?」

 僕は単にアイスクリームを食べれればそれで良かったんだが……「ストールがあ
る!」って理由で、『ストールを着けてアイスクリームを食べる』っていうシチュ
エーションにまで凝ったりするつもりはなかったんだが……。

「あ、来栖さんが写真撮ってる」

 うわー。あとでホームページで公開するのか……。俺は遠慮したいなぁ……。

「それより、通りがかりの人が不審な目で見てくんだけど……」

 あ、それはもう慣れてるから。

「…………」

 なんだよ、別に人様に迷惑をかけるようなことはやってないぞ。おまえの悪戯よ
り、よっぽどましだ。

「あ、あれはねぇ!」

 すまんすまん、そこらへんは色々とあるからな。
 じゃあ次行って見ようか。


○松屋

 やっぱりみんなの意見を聞くと、どんどんは却下になったぞ。

「あぅー、なんでだろう」

 ま、そういうもんだ。
 さて……らんぷ亭まで歩くことになったけど……僕は場所、知らないんだよなぁ。

「でも知ってる人はいるんでしょ?」

 ああ、たかとりさんと学習院さんが先導してくれてるから、問題ないだろう。

「でも、これまた遠いのねぇ」

 うーん……ちょっと疲れたな。
 ん? バトルさんが自販機で立ち止まってるな……ってあれは!

「え、なになに?」

 秋葉原名物、『缶おでん』だ!

「う……。おでん……真琴はおでん種じゃないよぉ」

 ……それはまぁしかたがないだろ。もう真琴=おでん種でSSやらなにやらで食
われてるんだし。

「あんたまでそんなことしたら、許さないわよ!」

 大丈夫だって。僕のはギャグじゃないから。どう転んでもそういう展開にはなら
ないし。

 ほら、そうこうしてるうちに着いたぞ……って……あれ?

「ねぇ……らんぷ亭って……牛丼屋よね?」

 ああ。

「松屋も牛丼屋よね」

 ああ。

「なんで同じ種類の店が横に二件並んでるの?」

 ふぇ〜……これはすごい。はじめて見た。競合しないのかな?

「味の違いで入る店、変える、とか」

 うーん……『今日は松屋の味の気分だなぁ』とかやるのか?
 どうなんだろ?
 でも両方とも店には同じくらい客が入ってるなぁ。

「それで結局松屋にしたのね」

 なんかそうなったみたい。9人座れそうかどうか、ってとこが分かれ目かな。

「……で、なんでみんなして『牛丼の並』なの? 松屋だから、他にも色々あるじゃ
ない。焼肉定食とか……」

 だって牛丼だろ、舞の好物は。それ以外は了承できません。

「あうー、へんなところで律儀だよ……」


○たいやき屋を探して

 さて、腹ごしらえも出来たし、次はたいやきだ。

「で、結局どこに行くことになったの?」

 とりあえず、岩本町のそばにあるらしいんで、そこに行ってみることになったよ。
 ここからなら歩いて5分程度だって。

「ふーん……ねぇ、たいやき屋って、あの屋台?」

 そうみたい……でもやってないね。休みか。

「残念でしたー」

 しょうがないな。

「でもみんな何かやってやってるよ?」

 うん? 学習院さんが……『たいやきを食い逃げする』の図をデジカメで撮って
るよ。チャレンジャーだなぁ。

 で、バトルさんが横断歩道の上で何かやってるな……あの図は……

「あぅー、何か見覚えあるよ……」

 そう! 『横断歩道からぴろを落とす真琴の図』だ!
 もちろん猫なんかいないから、さっき買ったおでん缶で代用だ。

「そんなの落としたら危険よ!」

 大丈夫、ふりだけだって。
 その後、おでん缶をみんなで食べてたけど……。僕は食べなくて正解だったよ。

「どうして?」

 缶の鉄分が十分におでんに染み込んで、鉄の味がしたそうだよ。
 特にはんぺんなんかが……

「あぅーっ、想像しちゃったじゃないの!」

 ……僕も想像した。うぐぅ、自爆……。


○たいやき屋を探して2

 しょうがない、次だ次。

「今度はどうするの?」

 神田駅のそばに屋台がでるらしいから、そこを目指すんだって。

「あぅー、また歩くのぉ?」

 歩くの。タクシーなんて使ったら、お金かかるだろ。
 ……でもまぁ確かに疲れたな。

「あれ、みんな途中の店に入っちゃったよ」

 ゲーセンだ。涼むのだ。
 ……ふぅー、生き返るぅ。
 でもDDRが無い……悲しい……。

「あんなのやったら、また暑くなるじゃない」

 でも最近のゲーセンで出来るゲームって、DDRくらいしかないしなぁ。
 しょうがない、他の人がやるのを眺めてよう。

「かんちゃんもやったら? ギターフリークスとかドラムマニアとか、似たような
のならあるじゃない」

 うーん、どうも苦手でなぁ。

「へんなの」

 さて、十分に涼んだし、いざたいやきを求めて再出発!

「うー、暑いよぉ」

 うん、暑い……このなかでたいやきを食べるってのは、やっぱり無謀なのかな?

「そんなの、考えなくても当然でしょ」

 うぐぅ……真琴がいじめる……。
 ほら、そんなこと言ってるから、たいやき屋出てないじゃないか!

「あぅー、真琴のせいじゃないもん」

 まぁそれは単なる冗談として……どうしようかな……。

「何か学習院さんが言うには、5時にならないと、本当にやってるのかどうかわか
んないんだって」

 しょうがない、待つのか……。
 やっぱり時間つぶしはゲーセンだよね(笑)
 さて、ゲーセンゲーセンっ。このゲーセンにはDDRがあるといいなぁ。

「懲りないのねぇ」


○ゲーセン

 やったー、DDRだぁ!

「ほんっとに好きなのね、それ」

 おう。最近これしかやってないからな。
 さて、バトルさんと一緒に……っていきなりManiacですか。あ、しかもシャッフ
ルコマンド入れてるし……。

「……それって難しいの?」

 とっても難しいぞ。これで3曲も踊ると、相当疲れる……ってここ……5曲設定
ですか(爆)

「あはは、よくわかんないけど頑張って」

 うー、SMOKE、Get up'n move、Make it better so-real-mix……疲れた……
 まだ2曲もあるのか……

「あぅー、目がついていかないよぉ」

 次は……えぅ、SP-Trip Machine なんてやったことないのに……

「あ、でもなんとかクリアしたね」

 バトルさんがクリアしたから……僕だけじゃあ終わってる……。
 で最後は……PARANOIA CLEAN MIX !

「あぅーっ、なにこれー、速いよぉ」

 ぜい、はぁ、ぜい、はぁ……
 つ、つかれ、たー……

「もう年なのよ」

 う、なにを、いう、おまえ、も、やって、みれ、ば、わかる、ぞ……

「だってバトルさん、今度はTrue Kiss Destinationやってるよ」

 な、なにぃ!

「えーと……SUPER MANIACモードだって。なにこれ?」

 うぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…………(パタ)
 ……若い人には、もう、勝てないよ。


○コージーコーナー

 うーん、30分はゲーセンで遊んでたのに……まだたいやき屋、こないな。

「どーするのよ」

 しかたがない、順番を入れ替えよう。神田駅にもコージーコーナーがあるのを発
見したから、先にこちらでも問題なしだ。
 ゲーセンで腹ごなしもしたし……いざ行かん、コージーコーナー!

「なんでたかだかイチゴサンデーで、そこまで気合をいれるの?」

 まぁみてみろ、これがストロベリーシャンテリーだっ!
 (写真館の写真をご覧になってくださいませ)

「…………?! これ……結構量あるんじゃない?」

 おお、あるぞ。
 酒を飲んだ後にこれを食べると、1ヶ月は生クリームを食えなくなること必至だ。

「あぅー、そんな例え、やめてよぉ……。で……これをどうするの?」

 もちろん、人数分注文する。
 一人一個だ。
 完食を目指すぞ。

「よくこんなバカなこと考えたわねー」

 伝統だ伝統。
 それに、腹一杯食べないと、食い倒れツアーとは言えないからな。

「あぅー、胸焼けの記憶が……」

 さて、いただきまーす。
 ……うー、甘い……まぁ甘いの嫌いじゃないからいいんだけど……。

「あ、たかとりさん、もう食べ終わってるよ」

 ……まじですか。僕まだ半分しか食べてないのに。

「学習院さんも食べ終わったって」

 ……うぐぅ、僕も結構食べるの遅い方じゃないのに……。

「うっぷ……見てるだけで十分よ……」

 はぁ、上には上がいるもんだなぁ。

「あ、沢田さんとしぐるどさんが苦しんでる」

 これが普通なんだよ。うん。


○迷走

 さて、ストロベリーシャンテリーは終わった、と。
 でもたいやき屋は結局来なかったな。

「どうするの?」

 うーん、どうしよう……。このまま解散でも僕的にはいいんだけど……。

「あ、なんか、御茶ノ水方面に向かいながら、コンビニをさまよっていくって」

 そういえば、セブンイレブンで肉まんが売ってるって話しだし、それを探すのか
な。

「あぅーっ、真琴も肉まんたべたーい」

 さてさて、吉と出るか凶と出るか……。


○バトルマコト誕生!

「あ、コンビニあったよ!」

 ファミリーマートか。一応確認するけど……やっぱりないな。

「? バトルさんがコーラ買ってるよ」

 え、あれだけ甘いもの食べたのに……まだ足りなかったのかな?

「違うみたい……なんかチャレンジだって。コーラの中にミントス入れて飲むんだ
って」

 へぇ、どうなるんだろ。

「来栖さんが挑戦した……あぅーっ」

 うわっ! ボトルからコーラが噴き出した!

「すっごーい、もう半分も残ってないよ」

 へぇ、コーラにミントス入れると、炭酸か一気に気化するんだ。おもしろいなー。

「なに悠長なこといってるのよっ!」

 あー、すまんすまん。
 それにしてもよく服にかからなかったなー。奇跡かな(笑)

「でも来栖さん怒ってるよ」

 当然でしょう。
 ……ほら、バトルワンあらため、バトルマコトの名前を付けられてるよ。

「えー、なんで真琴なのぉ」

 ……自分がどれだけ本編で悪戯したか、覚えてるだろ?

「あぅ……そだけど」

 まぁ自業自得だな。

「あぅー、すっごく悔しいよー」


○肉まん

 ふぅ、やっとあったよセブンイレブン。

「わーい、肉まん肉まん」

 はいはい、えーと『すみません、その中身全部ください』。

「……なんか豪快ねぇ」

 いいだろ(爆)
 ところで……みんな出てこないな。

「なんだかコピーしてるよ」

 ああ、そういえばたかとりさんが色々持ってきてくださってたからな。

「かんちゃんはいらないの?」

 うーん、食指が動かんわけじゃないが……こうやって貰ったまま闇に埋もれたア
イテムってやつが、過去にたくさんあるからなぁ。

「あはは、知ってるんだ、○○○の○○○○o○の○○○○とか……」

 ぐあ……、なんで知ってるんだよ。
 でもまぁそんなもんだ。結局ゴミになるだけだからな。見せてもらっただけで十
分だよ。

「で、かんちゃんはなにやってんの?」

 疲れたからガードレールに座ってる。もう年なんだって(^^;;

「道端に座ればいいのに」

 そんな若造のようなことができるかっ!

「はあ、難儀なの。あ、みんな出てきたよ」

 肉まん、肉まんあるよー。

「……で、なんでコンバットさんは手巻き寿司食べてるの?」

 舞属性だから、手巻き寿司納豆なんだそうだ。

「たかとりさんはあんまんだよ?」

 たかとりさんのSSのLady Navigationでは、真琴の好物は肉まんからあんまんに変
化してるからな。

「じゃあなんでかんちゃんは、カレーまんなんて食べてるのよ」

 いや……『人類の敵』を少しでも減らそうと思ってな……

「で、実際は?」

 肉まん、4つしかありませんでした。ごめんなさい。

「真琴の分は?」

 もちろん、ない。

「あぅー、意地悪!」


○落下!

「あう、また公園なの?」

 うん、さっきのミントスコーラ、ふたを閉めたらどうなるかって実験をするんで
な。
 でもなんか、うまく爆発しなかったよ。

「だからなのね、みんなして危険なことをやってるのは」

 そーなんだよー……いかに枝ぶりのいい木があるからって……登るのは危険だ
よぉ。
 あ、しぐるどさんが登っちゃった。

「かんちゃんも挑戦しないの?」

 僕の自重じゃ絶対に無理だって……

   パキっ
   乾いた音とともに
   しぐるどさんの体が
   一瞬宙に浮く
   その時
   時が止まった……

「あうーっ!」

 うわ!

   枝にかかる右腕
   奇跡的にブロックの上に降りる右足
   そして時は動き出す……

「……大丈夫……だった……?」

 ふぅ、びっくりしたー。本気で一瞬、息が止まったよ。

「真琴も……」

 ……祐一が、あゆが落ちるのを見ることしか出来なかった気持ちを味わったよ。
 とっさの時……人は動けないもんなんだね……。

「で、しぐるどさんは?」

 無事だよ。……右腕を擦りむいただけで……。

「あぅー、痛そう」

 でも、これだけですんでよかったよ。落ちる時に右腕を引っ掛けなかったら、本
当に7年間寝たきりになってたかもしれないよ、これ……。

「これに懲りて、無茶なことはやめようね」

 いやまったく。


○解散、そして……

 さて、御茶ノ水駅に到着だ。

「最後に冷や汗かいたけど……とりあえず無事に終わってよかったね」

 うんうん。
 でも結局、たいやきは食べれなかったな。

「そうだね。どうするの?」

 もちろん次だ。
 こんな事で諦めてはいかんのだよ。

「じゃあまたこんなバカ騒ぎを、次もやるの?」

 バカ騒ぎかどうかはわからないぞ。
 個人的には、たいやきと、お重の弁当を持ち寄った、手作り弁当OFFとかに期待し
たいんだが。

「だれが作るのよ、その弁当」

 もちろん参加者本人だ。
 ちなみに卵焼きとタコさんウインナーは必須な。

「そんなの、参加する人いないよー」

 ……あぅー、『そんなこという人、嫌いです』

「同じネタは、一回に一度までよ」

 誰が決めたんだ、そんなもん。

「ところで、これで終わりじゃないの? たかとりさんと学習院さん、帰っちゃっ
たよ」

 ふっ、甘いな。世の中には二次会という物があるのだよ!

「えー、まだ騒ぐつもりなの?」

 当然よ!


○二次会のカラオケ

 ふっはっはっは、来たぞカラオケボックス!

「やけに盛り上がってるわねー」

 なにしろ、学習院師匠に鍛えられたからなぁ。
 (師匠って呼ぶなー)
 あれ、何か聞こえたような……。

「なに言ってるの?」

 気のせいか……。
 ちなみにこの店も、学習院さんに教わった店だ。パセラお茶の水店。(神田店か
もしれない)
 曲数は多い、店員さんの応対もいい、料理もおいしい、値段もそこそこ、とお勧
めの店だな。

「で……何を歌うの?」

 そりゃもう一曲目と言ったら決まっておる。
 山本正之『絶唱! カラオケマンの歌』
 だっ!

「あぅー、山本正之なんて知らないよ」

 なにー、あの『タイムボカンシリーズ』の主題歌を歌ってた人だぞ。

「それって……何年前?」

 うーん……僕が小学生の時だから……

「あぅー、真琴は生まれてないよ」

 ががーん。なんてことだ……。ジェネレーションギャップがこんなに激しいとは
思わなかった……。

「ほらほら、前奏かかってるわよ」

 おっと。マイクマイク……。

  <熱唱中>

 ふぅ、やっぱりこの曲はいいなぁ。キーがあってるっていうか。

「な、何この曲……」

 冗談と本気、ギャグとパロディー、コブシとお笑いが微妙に入り交じってて、い
い感じだろ?

「あぅー、よくわかんないよ……」

 ふっ、これもいわば、漢の世界だからな。(違います)
 さて、他の方は……

「なに? コンバットさんの歌ってる『やあ。』って」

 『きゅっきゅっ』

「?」

 『きゃっきゃっ』

「????」

 『やあ』

「あぅーっ、かんちゃんが壊れたぁ」

 こらこら、何をいっておる。
 単に合いの手を入れてただけだ。

「でもぉ……」

 そんなに怯えるなって。こういう合いの手なんだから。
 この曲は究極超人R、って漫画の、オリジナルCDの主題歌だぞ。ちなみに、歌
はさっきの山本正之さんだ。

「あぅー、知らないよ、そんなの」

 これも古いからな……
 って、なんでコンバットさんが知ってるんだろう……謎だ。

「バトルさんは……あー、真琴も知ってる。残酷な天使のテーゼね」

 そうあの有名なアニメの主題歌だな。

「かんちゃんも歌いたそうね」

 まぁ歌いたいけど……この曲の場合、間奏を歌う、ということができるからな。

「間奏? 確かにコーラスになってたと思うけど……歌詞でないよ」

 そんなの関係ない!

 『ありあー せらめーそー ありあー うーせー』

 こんな感じで歌っておけばOKだ。

「あぅー、そんなの歌えるの、かんちゃんだけだよ」

 断じてそんなことはない。
 現に、来栖さんもちゃんと歌ってたぞ。

「へんだよ……」

 えーい、しつこい!

 まぁ気を取り直して、二曲目二曲目。
 やっぱり燃える曲としてこれだろう!
 Gガンダムの主題歌、『FLY IN TO THE SKY』!

「知ってるー、『俺のこの手が真っ赤に萌える』ってやつでしょ?」

 ……それは……違うんだけど……違うんだけど……最終話は限りなく合ってるよ
うな……。

「あぅ? どうかしたの? 曲始まってるわよ」

 おっと。マイクマイク……。

  <熱唱中>

 ふー。やっぱり燃える曲はいいなぁ。さて他の人はどうだ?

「来栖さんがかんちゃんと同じ感じ。『ミッドナイトサブマリン』とか、『鏡の中
のアクトレス』とか歌ってるよ」

 う、またいいところを歌ってるなぁ。ウラシマンとオレンジロードか。

「あと大月さんが、Brand New Heartを歌ってたよ」

 うむ、基本だ。

「嫌な基本ねー」

 メンバーによるな。このメンバーなら他に、Feeling Heartとか、Last Regletとか
Accessも基本だ。(カラオケに入ってません)

「でも他の人は、まともな曲を歌ってるよ?」

 うーん……でもなぁ……っと三曲目、三曲目。
 よし、林原めぐみ『Raging Wave』

「だからなんでアニメの曲ばかり歌うの?」

 ふはははは、真琴、だからお前はあぅーなのだぁ!
 これは、ゲームのタイトル曲だ! 断じてアニメではない!

「あぅー、同じだよー。アニメ版と同じ、林原めぐみさんだし」

 う、そこまで知っているのはなかなかやるな。

「だてにかんちゃんのキャラクター、やってないもん」

 ……さりげなくバカにされたような気がするなぁ。

「ほらほら、前奏前奏」

 おっとそうか。

  <熱唱中>

 やっぱりいいなぁ、林原めぐみさんの曲は。
 問答無用なまでに前向きなところが。
 さて他の人は……

「他の人も壊れはじめたみたい……しぐるどさんが『ペガサス幻想』歌ってる」

 いいねえいいねえ。当然マイクも持たずに合唱だ。

「バトルワンさんが……『メタル版不思議のあっこちゃん』なんて歌ってるわ」

 聞いたことはないけど、なんとなくはわかるからとりあえずOKだ。

「大月さんが……『めぐりあい』……知らないよ……」

 これは映画版機動戦士ガンダム3、めぐりあい宇宙のテーマ曲だ。
 よっしゃー、バックコーラスバックコーラス

 『いとしさに』『いとしさに』

 む、来栖さんもくるとは! なかなかやるな

 『むねこがし』『むねこがし』

 おお、すごいぞ、完全にハモった!

「あぅー、なんでたかだかバックコーラスでそこまでやるのよ」

 奇跡だな。うんうん。

「そんなこというと、香里に怒られるよぉ、『奇跡はそう簡単に起こる物じゃない
のよ』って」

 じゃぁ、努力・友情・勝利だ。

「あぅ、それもいやだよー」

 じゃあ気にするな。さて、来栖さんは?

「……なにこの『世界の兄貴達』って?」

 ……まぁ聞いてみろや。

  <鑑賞中>

「うえっぷ、……もういいよぉ」

 うぐぅ、僕ももういいなり。
 さすが来栖さん、すごい隠し玉を持ってるなぁ。

「すごい……っていうか……壮絶ね……」

 うーん、負けられない……とはいっても次の曲は、来栖さんとのデュエットだ。

「えー、男同士のデュエットって……『ああ人生に涙あり』とか?」

 素直に水戸黄門のテーマ、って言った方がいいぞ。違うけど。
 ああ女神様のオリジナルCDから、『闘え! バンペイクンRX』だ。

「またそういう普通の人にはわからない曲を歌う……」

 でも来栖さん、知ってたよ。それに曲自体も楽しいからいいんじゃないかな。

  <熱唱中>

 すごいぜ来栖さん、最後のフェードアウトもどきも完璧だ!

「でもなんか……二人ともやけくそで歌ってなかった?」

 だってそういう感じで歌ってるんだもん、実際に。
 歌手が歌ってるんでもないし。声優でもないし。

「あぅー、世の中は広いのね……」

 まぁ、そういうことだな。
 お、坂瀬さんが歌ってるのは、TMN の Human System じゃないか。

「なにそれ? TMNは知ってるけど……」

 KanonのMADムービーで使われた曲らしい。結構、歌詞にシンクロする、いい感じ
なムービーらしいぞ。

「ふーん。確かにそれっぽい歌詞ね」

 僕もまだ見てないんだけどな。ダウンロードはしたんだけど……会社で見る勇気
は、さすがにない。

「なにいってるのよ。SSとか会社で……」

 シャーラーップ!
 それ以上言ってはいかん(爆)

 さて次は……お、大月さんが『勇者王誕生!』を入れてるじゃないか。
 当然マイクなしで合唱だねっ。

「……なんかすごい曲ねぇ。一昔前のアニメの主題歌みたい」

 だろ。必殺技名を絶叫したりするし。

 「「「「「ゴールディオン・ハンマー!!!!!」」」」」

 ……な。みんな叫んでるよ。

「なんかこわいよぉ」

 いやいや、この曲を歌うときはこうじゃないと。
 じゃあ僕もメジャーな曲でも歌ってみようかな。

「すぴーどとか、どらごんあっしゅとか?」

 そういうメジャーではない!
 ポケットモンスターから、『めざせ! ポケモンマスター』だ。
 知ってるだろ?

「そりゃ、ポケモンは知ってるわよ。でも曲まで知らないよぉ」

 なにおー、この機会に覚えろ! せめて合いの手は入れられるようになるんだ!

  <熱唱中>

 ふぅ、ちょっとキーが高くてつらいけど、いい曲だぁ。

「本当に子供向け、って感じの曲なのね。それをいい大人が必死になって……」

 歌はやっぱり必死に歌わなきゃ。どんな曲でも。

「やっぱり、変なとこだけ律儀なのね」

 うぐぅ……いじわる……。

「で、これで終わりなの?」

 いや、最後にサザンの01MESSENGERを歌ったけど……あれはアニソン系じゃないか
らな。

「へぇ、普通の曲も歌えるんだ」

 うん、一応。

「じゃあなんでアニソンばっかり……」

 答えは簡単、好きだから。

「あぅー、迷惑だよ」

 あぅー、ごめんなさい。

「まったく……カラオケに参加した人たちにはご迷惑をおかけしました」

 はい。ごめんなさい……。


○最後に

「これでレポート、終わり?」

 うん、だいたい書きたいことは書いたかな?

「ずいぶんとサイズ、大きくなったわねー」

 どれどれ……なんで26KBもあるんでしょう……?

「でもこれで気が済んだ?」

 そうだねぇ。結構、書いたからねぇ。

「じゃあ次は真琴のSS、完成させてね」

 ああ、頑張ってみるよ。


 でわでわ、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

「ありがとうございましたーっ」


(注1):このレポートを書いた時、『親友の絆』を書いている最中でした。


[戻る]