そんな1日

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青空が広がり気持ちの良い天気

日がさんさんと差して暖かい日

でもまだ春になったばかりで

風はまだちょっとだけ冷たい日

祐一と真琴はものみの丘になんとなーくピクニックに行く事にしました


「秋子さん、ちょっと真琴とものみの丘まで行って来ますね」

「あら、いってらっしゃい、気をつけてくださいね」

「はい、行ってきます」


途中コンビニによってまだ売っていた肉まんを買い

それと用意したバッグを持って暫く歩き

ものみの丘に着いた祐一と真琴は地面にシートを敷いて座りました


「…………」

「…………」

「なぁ、まこと〜」

「なによ〜」

「…………」

「…………」

「肉まん食うか〜?」

「食べる〜」


肉まんを袋から取り出して祐一が真琴に投げました


「わぁっ、投げないでよっ」

「良いだろ、別に」

「落したらどうするのよぅ」

「その肉まんは土に返り草花の栄養と…」

「ならないっ」

「なるかもしれないじゃないか」

「ならないわよぅ…きっと」

「……そうかもな」

「…………」

「…………」


さんさんと降り注ぐ太陽の光、本当に時々吹く少し冷たい風

なんだか二人ともぼーっとしてしまいます


「こんな日を……」

「……なによぅ」

「こんな日を小春日和って言うんだったかな……」

「なにそれ」

「俺も良くは知らない」

「あったかい日ってこと?」

「かもな」

「…………」

「…………」

「祐一ぃ……」

「どうした〜真琴〜」

「寝てもいい…?」

「……ちょっと待ってろ」


祐一がバッグから毛布を出してます、準備万端と言うか…なんというか


「ほれ、これかぶったら寝て良いぞ」

「…………」

「どうした?真琴」

「祐一は寝ないの…?」

「どうだろうな…」

「…………」

「……夜みたいに一緒に寝るのか?」

「………だめ?」

「良いけどな……」


真琴と祐一は一緒に毛布に潜りこみます


「あったかい…」

「ああ……そうだな…」

「…………」

「…………」

「……真琴?」

「………すー」

「もう寝たのか…」

「ふあ……俺も寝よ……」

「……くー」

「………すー」


夕方、なかなか帰ってこない祐一達を秋子さんが探しに来ました


「あらあら…」


秋子さんは寄り添って眠る二人を見て微笑み、優しく肩を揺すります


「祐一さん、真琴…もう夕飯の時間になりますよ」

「ん……あ、おはようございます」

「はい、おはようございます」

「…もうそんな時間ですか?」

「はい、このまま寝てると風邪をひいてしまいますよ」

「そろそろ帰らないと駄目ですね…」

「祐一さん、真琴は起こさなくていいんですか?」

「……良いです、おぶって帰りますから」

「そうですか、じゃあバッグは私が持ちますね」

「あ、すみません」


そして3人は家路につきます


「なんか…すみません、わざわざ丘まで来てもらっちゃって」

「今日は楽しかったですか?」

「…………はい」

「だったら良いんですよ」

「はい……ありがとうございます」

「…………」

「…………」

「あ、今日の夕飯は何ですか?」

「今日は…」


2人は話をしながらゆっくりと歩いて帰って行きました


「…祐一ぃ…ありがと……すー」


そんな1日




後書きっぽいもの

夜中にふと思いついて書いてみました。
「あぅ〜」と言わない真琴でしたが…どうでしょう、真琴っぽいでしょうか。
え?作りがいまいち?修行が足りぬ出直せ?
か、勘弁してください(TT(爆

こんなものですがファンゴルンさんに上納致します(笑)


お礼っぽいもの

ども、ファンゴルンです。こちらの作品はいつもチャットでお世話になっているDOLLさんのものです。
ほのぼのと丘に行って、ほのぼのと時間を過ごす、ほのぼのとした一日って感じが、とってもよく出ている作品です。
本当は僕の書いた「丘へ行きましょう」は、最初はこんな感じだったんですよぅ。それがいじりすぎて僕のはあんなになっちゃいましたが(^^;;

なにはともあれ、DOLLさん、ありがとうございました。


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